【1】 お客様よりワイヤーソー回転時メインプーリーが振れるとの依頼がありました。 |
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【2】 早速、点検してみるとワイヤーソー油圧モーターの軸がガタガタです。おそらく、ベアリングがボロボロだろうと思います。 |
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【3】 分解して悪い所を探ります。【画像、撮り忘れました。。。】やはり、ベアリングがダメでした。 |
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【4】 ベアリングがダメになった理由は2パターン考えられます。・防水シーリング及びオイルシールがダメになり水が浸入してベアリングが錆びてガタガタにになった。・ベアリング自体が磨耗によりガタが出てシーリング及びオイルシールを変形させて水が浸入しベアリングが更に錆びてボロボロ。 |
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【5】 プレス機を使いベアリングからシャフトを抜きます。バラバラにしてベアリング挿入部の錆はペーパーで磨いて綺麗にします。 |
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【6】 プレス機を使いオイルシールを真直ぐ挿入し、シャフトにベアリングも圧挿入します。 |
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【7】 ベアリング付きシャフトをケースに入れプレス機で圧入し、リヤ側のベアリングをゴムハンマーで軽く叩きながら挿入します。( |
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【8】 最後はプレス機を使い、リヤ側ベアリングを定位置まで挿入しスナップリングで固定します。 |
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【9】 手で簡単に廻るかテストしてOK!組付け、元通りに直していきます。 |
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【10】 油圧モーター自体にシャフトハウジングを組付けます。 |
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【11】 メインプーリーカバー固定用のガイドを組付けます。 |
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【12】 フィードクランプ固定用のガイドを組付けます。 |
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【13】 組付け完了です。 |
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【14】 本来は、この後、油圧ユニットに接続して廻し、回転に振れが無いか?確かめますが、お客様の諸事情によりテストできず納品。お客様が現場でスグに使用し、全く問題無いと連絡を頂戴致しました。 |
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